『亀』の甲骨日記
 
『亀』がその時々に思ったことや、思いついた小説のネタなどを気の向くままに書いていきます。
 



レビュー

戒書封殺記


 チャリがパンクしているので修理に出し、学校へは徒歩登校。
 帰りに吉祥寺に寄り道(目的地超過)し、本屋へ。
 目ぼしいラノベを探すも見付からず。
 適当に目に付いたファンタジー風ラノベの一巻を様子見程度に図書カードで購入しました。

戒書封殺記シリーズ

その本、持ち出しを禁ず


 富士見文庫の本でして。
 面白さは中の中、つまり普通です。
 読んでいて退屈はしませんが、今までのインパクトが馬鹿強い作品と比べると見劣りしてしまう感があるのは事実です。
 設定、という面については“危険な力を持つアイテムを回収する異能力者”という比較的多い感じの作品です。
 魔導書というに近い“戒書”を回収する“異界司書”です。
 まぁ、文章の方は描写に目がいきます。
 台詞の方も比較的普通、インパクト大の作品にあるような軽口の応酬はありません。
 まぁ、それでも結構幅広い人に好感を持たれる作品だと思いますよ。
“されど”のように読み手を選び、個人順位が大きく変動するものではないでしょうが、平均的に無難な辺りで漂ってそうな雰囲気です。
 興味が向いたら読んでみることをオススメします。
 てか、これは描写密度そのものは低いので、結構な速度で読めてしまいます。
 俺だと大体一時間~二時間、といったところです。
 早々に読み終わってしまったので、明日、二巻“その本、触れること無かれ”を買いに行こうと思います――徒歩で。





Be suitably.



5月6日(土)23:48 | トラックバック(0) | コメント(0) | レビュー | 管理

Assalt!


されど罪人は竜と踊るⅧ
Assalt


 発売予定日よりも一日速く購入し、読破しました。
 これは……良い!
 何が良い勝手描写とか不条理さとか凄まじさとか感動感とか伏線の緻密さとか論理の素晴らしさとか……っと、何故だか精神的沸点が絶対零度を下回ってます。
 ヤバイ。これはヤバイ。
 面白すぎる。

 今巻は過去、ジオルグ・ダラハイド咒式事務所時代の話。
 始まりは、ガユスとジオルグ事務所の面々の出会いから。
 〆には現在、ガユスとクエロ、信じ合い、愛し合った二人の愛情と信頼から殺意への転移。
 不殺の誓いを立て「私は私の全力を尽くすだけ。無慈悲な処刑人などに、決してなりはしない」と宣言した彼女は何故自らを“処刑人”と名乗るほどまでに変わってしまったのか。
 以後に対する熱烈的な伏線も含まれ、今巻は目が離せません。

 ついでに、表面的にはエロテイストがいつもより多く含有されてますね。
 まぁ、恋人の話がメインなので致し方ないとしますが。

 改めて、クエロとジヴは似ているな~と思いますね。
 性格とか口調とか趣向とか。
 ついでに初登場、“隠者”イムホテプ。
 モルード人という、いわゆる犬人みたいな種族なんですね。
 その異名の命名は<虹色の観察者>、並び賞されるのは<いわおの武人>、<氷蒼の道化>、<紅蓮の魔女>
 つまりはエリダナ四大咒式師。
 虹色の観察者は確か、ヨーカーンのことを指すんですね。
 で、<巌の武人>ラルゴンキン
 <氷蒼の道化>は確実にジオルグ
 <紅蓮の魔女>パンハイマ
 ということでしょうね。

 ラルゴンキンも僅かに出てきます。
 このときに五月蝿く話しているのは間違いなく、華剣士イーギー。
 この頃は互いを知らないと言う点が面白さを引き立ててますね。

 書き下ろしの“Tangle sightⅠ・Ⅱ”は失笑を禁じえない作品。
 戦いからは離れ、完璧にギャグとなっています。
 とある魔術の禁書目録四巻、青髪ピアスの水着姿宜しく、ジオルグ、ギギナ、ストラトス、ガユスのネコミミメイド姿というのは想像だけで夢に出てきそうな気がして怖いです。
 てか、この世界にもそんな文化ネコミミメイドなんてあるんですね……
 どうにもこの作品は背景を中世と思っちゃうんですが、近代なんですよね。一切の妥協無く。
 てか、むしろ今よりも遥かに発達したって感じですし。

 あ~、兎も角面白かったですよ。
 これは読まなきゃ損です。
 明日も学校で幾度と無く読み返しますよ、えぇ当然読み返しますとも!
 無性に執筆意欲をそそられてきたー!







Be suitably.



4月30日(日)23:42 | トラックバック(0) | コメント(0) | レビュー | 管理

都市と進軍の登場人物達


 ということで、都市シリーズと終わりのクロニクルの共通点を見ていきたいと思います。
 まず、キャラから。

 OSAKAより陽坂勝意。
 終わりのクロニクルより飛場竜司。
 ……似てるなぁ
 ややエロと呼ばれる男達……

 次に伯林ベルリンよりヘイゼル・ミリルドルフ。
 終わりのクロニクルよりヒオ・サンダーソン
 ……似てるなぁ
 妙な共通点が……
 疾風シルフィードとサンダーフェロウは共に竜な戦闘機風ですし。
 更にダウゲ・ベルガーとダン・原川は質問する者ですし。
 つまり、5th-Gは伯林に似ている、ということですね。

 あんま似てない線ですが、香港よりガンマル。
 終わりのクロニクルより出雲・覚。
 ガタイがよくてエロ人、ついでにいつでも気楽、と。

 他にも探すといっぱい出てきそうですね……
 まぁ、主要キャラだけを見てますしね。
 このネタは難解か引きずってみようと思います。
 では。





Be suitably.



4月10日(月)23:50 | トラックバック(0) | コメント(0) | レビュー | 管理

ローマ数字は読めますか?



 唐突ですが、ローマ数字の話をば。

 まず
 Ⅰ・Ⅱ・Ⅲは何の問題もなく読めるでしょう。
 次に、軸となるのは五と十です。
 五はⅤで表され、十はⅩとなります。

 四というのは五より一つ小さい数字です。
 そのためⅠⅤと書いてⅣとなります。
 六と言うのはその逆、五より一つ大きいためⅤⅠと書いてⅥとなります。
 七・八もそれに近く、五より二、三それぞれ大きい数字であるためⅤⅡ・ⅤⅢとし、Ⅶ・Ⅷと表せます。
 九は、四が縦だけで表せないため、十より一つ少ないという感じでⅠⅩとなり、Ⅸです。

 ついでに古い日本語は
 壱・弐・参・肆・伍・陸・漆・捌・玖・拾となります。
 まぁ、ぶっちゃけ使わないでしょうけどね。


 で、禁書目録Ⅸを読み終わりました。
 今回はいつもと違って一巻完結系の事件ではありませんね。
 刺突杭剣スタブソードをめぐる戦いが始まる。
 俺が好きなキャラがほぼ総出ですよ?
 土御門元春
 ステイル=マグヌス
 この二人のコンビは初見、いや~、格好良いですね。
 今巻はかなりツボな展開です。
 いつも、“とある魔術”を、科学的なのかどうかはともかくとして、理論的に捉えているという点が素晴らしいです。
 いや~、面白いw
 機会があったら是非読んでみてください。
 次巻を楽しみにしつつw






Be suitably.




4月9日(日)08:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | レビュー | 管理

そして、物語は終幕へ向けて……


随分と久しく、

アニメ版灼眼のシャナ

の話でもしましょうか。
ついに現れた仮面舞踏会バル・マスケ、突然発動した謎の自在式によって、御崎市が存在の泉と化してしまうのだろうか?
……って雰囲気ですね。
小説の方もこんな雰囲気で流れるんでしょうか?
ついでに、一応アニメにも出ていたマージョリーの仇、悠二の中にあるという、恐らくきっと、物語の鍵たる
これは出てくるんでしょうか?
まぁ、深夜番組の弱みとして、短いと言う感は拭えませんが(彩瓢とか出てませんし)
それと、千変の獣姿が、本来であれば悪魔風のはずが、何故かキマイラ風です。
まぁ、その辺はアレンジと言うことで済みますが。
元々、真名が“千変”ですしね。
ついでに逆理の裁者の炎は金色だそうです。
銀と関連アリなんでしょうか?
というかむしろ、ラスボスはベルペオルなんでしょうか?




忘れがちになってますが、仮面舞踏会には三柱トリニティの他にも盟主殿というのがいるんですよね。
それが恐らく、銀と関連してるんでしょう。
アニメには“壊刃”サブラク出ませんでしたね。
ちと見てみたかったんですが。
まぁ、あと……二~三で最終回でしょうか。
小説の方も中々もってクライマックスに近づいている雰囲気です。
多数メディアによる灼眼のシャナに期待をのせて……(ゲームは買いませんが)






Be suitably.










3月14日(火)23:07 | トラックバック(0) | コメント(2) | レビュー | 管理


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