ヤマタマ |
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写真は先日採集したヤマトタマムシ三頭を、庭から適当に見付けてきた木に張り付けた、タマムシの生態標本……の真似事。 ちなみに残る十二頭は標本箱に入れるつもりです。 中学の美術で使った土台にネジで固定し、完成。 テキトーな割には中々綺麗に出来たと思います。
……どうでしょ?
Be suitably.
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8月30日(木)21:06 | トラックバック(0) | コメント(0) | 生物 | 管理
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タマムシ+カミキリ=タマムシカミキリムシ科……ってそのままだー! |
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“Phyllocrania paradoxa” ……相変わらず唐突です。 カタカナ表記だと『フィロクレイニア・パラドキサ』 ……ラテン語読みづれぇ…… でもこれ、何か知らずにカタカナ表記だけは知っているヒトの方が多いと思います。 仮面ライダー剣、でしたか。 俺は見てないんですがね。 虫形の検索を掛けているとたまに出てきまして。 で、モチーフがフィロクレイニア・パラドキサ、と。 ……何で他のは和名なのにこれだけ学名そのまま使ってるんだよ、と物凄い勢いでツッコミを入れたくなりました。 結局のところ、この虫はカマキリです。 あぁそうですか、知ってますか。 和名は『ボウレイカマキリ』と言い、カレハカマキリの一種……かな? あまりカマキリのたぐいは得意じゃないので。 ……あ、無駄知識なので深い意味はありません。
暇潰しに、日本産カミキリムシって図鑑を読んでいたらですね、奇妙な『科』を発見。 いや、正直驚きましたよ。 俺が好きな昆虫はカミキリムシとかタマムシなんですが、そこに書かれていた科の名前。
タマムシカミキリムシ科
……どっち!? あ、カミキリムシですがね。 世界に二属三種しかいないとか。 えーと、 ググってみました。 何枚か写真も出てきました。 確かにメタリック。 しかし、なんとなく俺の理想とするカミキリムシとは違う。 確かに、こんな奴を採集できたら物凄く嬉しいでしょうけど、綺麗、というだけで見るのであれば、俺はルリボシカミキリの方が好きですね。 あとはアオカミキリの仲間ですか。 あの辺りは綺麗、マジで。 タマムシならタマムシらしく、玉虫色に輝いて欲しいです。 マレーシアに生息しているという、オオルリタマムシなんて、確か体長が七センチくらいですよ、恐ろしいサイズですよ。 ……まぁ、どうでもいいことですか。
あ、ザウダートゲトゲってタマムシは面白いですよ。 なんつうか、ちょいキモ? ふさふさしてます、トゲトゲしてます。 ともあれそれではお休みなさい。
Be suitably.
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8月12日(日)22:33 | トラックバック(0) | コメント(1) | 生物 | 管理
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Chlorophorus signaticollis |
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オレンジィィィィ!
いや、ビッグフルボッコです。 ……あ、うん、わからないですね、ハイ。 あまりに微妙すぎるネタ元。 ……そんだけ。
さて、と。 興味は無いでしょうが、昨日の採集結果です。
・ウスイロトラカミキリ 12exs
・ヨツスジハナカミキリ 1ex
・シロスジカミキリ ……の翅鞘 一対&二枚
・センチコガネ 1eⅹ
・ナミカナブン 1ex
・みみっちいタマムシ(同定しろよ) 1ex
・ちっこいナガタマムシ(同定しろって) 1ex
・多分アオナガタマムシ(多分ってねぇ) 1ex
・アオハナムグリ 1ex
・ヤマカガシ(w 1ex
……驚くほど微妙すぎる採集成果ですね、ハイ。 ドド普通種しか採集できてません(でも初採集種な哀しみと喜びのジレンマ ……やっぱりヤマトタマムシには早かったかぁ。 まぁ、その辺りは覚悟でいったわけですが(何がいるかなぁ、的に)
ちなみに、十時ごろに着いたんですが、めっきり採集対象の姿が見えず、DDDを読んでました。 まぁ、昼過ぎから出てきてくれたんですがね。 つうか、暑かったですよ。
夏が更に深まったら、また、ヤマトタマムシとルリボシカミキリの楽園へと向かいます。 でわ。
Be suitably.
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6月18日(月)23:19 | トラックバック(0) | コメント(0) | 生物 | 管理
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生態系における昆虫の大切さとかなんとかな、珍しく真面目っぽい記事 |
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高尾山、と言っても東京都の人以外は位置的によくわからないかと思います。 あ、唐突なのはいつものことだと思ってスルーしてください。
しかしアレですよ、高尾山は東京なんて大都市圏から近い(つうか東京都)にもかかわらず、一三〇〇種以上の植物に五〇〇〇種以上の昆虫、百三十種を越える野鳥に二八種類の哺乳類が生息している凄まじい場所です。 ちなみに標高は五九九メートル。 山と言ってもそれなりに低い、気軽に登れる山なわけです。 とくに、東京在住の人間からしてみると、アクセスも容易(井の頭線やらなんやら)な高尾山は非常にありがたいものなんですね。 一回、ムカシトンボらしきトンボを見かけたんですが、実際、あの辺りはムカシトンボの生息域だそうですよ。
そんな高尾山に穴を開けてトンネルを通そう、なんて計画があるようです。 子供の嫌いなマメ科植物の名前を冠した過激派自然保護団体ではありませんが、そんな工事は断固として中止させるべきかと思います。 これは虫好きとしての視点からでもそうですが、これに掛かる資金と言うのもまた莫迦にはならない。 ただでさえ壮絶なまでの借金をしているというのに(つうか国債は返す気があるのだろうか?)、自然環境を破壊する上に本当に意味があるのか微妙な工事をすべきか、と思うわけですよ。 高尾山に行くと、そういった工事の中止を求める署名運動を行っています。ピクニックに行こうとか思っている方は行って、書いてください。
それと、虫好きとして。 最近、高尾山における昆虫採集を全面禁止する、とかいうことをするとか都知事か誰かが言っているそうなんですよ。 新聞か何かで見ました。 昆虫採集は自然に生きる命を殺す、残酷至極な遊戯である、とか思う人が多いからでしょうか。 確かに殺しますね、酢酸エチルに入れたり、冷凍庫に入れたりで。 しかし、命や自然と言うものを身近に感じることの出来る、大切な窓口だと思います。
採集圧で種が絶滅する。 こいつもまた、言われることなんですが、これってハッキリ言って少ないでしょう。 トゲムネミヤマカミキリというカミキリムシは採集圧の結果の絶滅かもしれませんが、通常、昆虫の繁殖力は哺乳類のそれとは比べ物にならないものであり、人などという矮小な存在が、数匹採集したところで影響は無い、とかそういうことです。 しかしまぁ、多くの人間が同じ種類を滅多矢鱈と採集しまくった場合は別です。そりゃ採集圧の影響も出てくることでしょう。 昆虫愛好家からの反論としては主に、採集による減少よりも、生息地の環境が崩れることによる減少の方が遥かに甚大な被害である、というものです。 これは、そうでしょうね。 一本の木だけを見ても、その木には物凄い数の生命が生きています。 まるで自然のシェアハウスや~ ……まぁ、そういうことなんですよ。 だから、木を一本切るって言うのは、物凄い数の命を路頭に迷わすようなものなんです。 住宅街を絨毯爆撃するようなものなんです。 木だって生きている、というのは当然のことですがね。
虫を殺すな、とは言いません、言えません。 というかそもそも、何の命も奪わずに生きていけるのは、独立栄養で生きていける植物くらいですし、命を奪うことが悪だとは思いません。 しかしまぁ、大した意味もなく、その命を奪うのはまたどうなのか、とも思うわけですよ。 例えば捕まえて殺して、放置、とか。 最早殺人と大差ありませんよ。 一寸の虫にも五分の魂、という諺があります。 一寸は即ち約三センチだから、ソレより小さい虫なら五分の魂も無いだろう、なんて屁理屈は無しです。 全くの主観なのですが、世界からすれば昆虫という小さな命も、細菌のようなもっともっと小さな生命も、全ては等価だと思うんです。 まぁ、俺からすれば友達と知らない人間の命の価値を等価と考えることはしません。 それは完全に主観的な話です。 なんつーか、三人称だと等価、みたいな感じでしょうか、ニュアンスだけでもとってもらえれば。
あ、世界の昆虫が絶滅すると、地球上の生物は三ヶ月くらいで完全に失せるそうですよ。 それだけ多く(種数としては全動物の八割弱)生息していて、生態系の重要な部分に食い込んでるってことですねー。 まぁ、虫を好きになれ、とまでは言いませんが、飛んでいるチョウや、鳴いている蝉を見かけたら『頑張れよ』とか『ありがとよ』とかくらいの気持ちを抱いてもらえればなぁ、とか。
ついでにムシキングによる昆虫ブームについてはいつか話したかもしれませんが、あまり嬉しくはありませんね。 それについてはいつになるかわかりませんが、またの機会にでもしようかと思います。 でわ~
Be suitably.
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6月15日(金)22:45 | トラックバック(0) | コメント(0) | 生物 | 管理
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玉虫・十七解体! |
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中間考査の総合結果が帰ってきました。 ……微妙だって。 ウチのクラス、理系十五名(一名退学)の内、総合は七位。 ……微妙だって。 数学Cと化学Ⅱはクラス一位。 ……微妙だって。 まぁ、うん、微妙でした。
現在は日本産カミキリムシの大図鑑読んでます。 うん、やっぱりカミキリはいいですね。 ついでに今朝から授業中にかけて(オイ)、ヤマトタマムシの解体作業していました。
十七解体。 極死・七夜。
……違います嘘です冗談です意味不明です我ながら。 えっとですね。 頭部、胸部、腹部に解体。 更に胸部を前胸と中・後胸と上翅に解体。 腹部を体節ごとに解体。 いつの間にやら取れてしまっていた脚は腿節、剄節、符節に分かれてます……(これを直すのは至難の業
とりあえず、様々な方向から光を当てて見たり、逆に自分の視点をずらしてみたりで、それぞれの部位がどういった色彩に輝くのかを少し見てみました。 結果ですがね。
胸部や上翅は、正面から見た場合、黄色の色調が強くなり、斜めから見た場合に青の色が強くなる。 その中間である緑はどちらの状況でも見え、それぞれ黄色寄りか青寄りかが角度によって変わって見えるわけですね。 ちなみに、直角を基本としてどちらの方向に傾けても、見える色はあまり変わりませんでした。
前胸や上翅に入っている赤のラインは正面から見た場合に紫味かかり、斜めから見た場合は赤が強く見えました。
腹部。 背面(通常、上翅に隠れている部分)は常に鈍い赤銅色。 この部分についてはあまり角度による色の違いが見受けられませんでした。 腹面(腹部の腹面って変な感じ)は胸部よりも赤の色調が強いですね。 青の成分はほとんど見えず、見える色は黄色~赤色です。 ただし、正面から見ると黄色~赤なんですが、斜めから見た場合は緑色が強く見えるんですよね。 なんででしょう?
今度、物理の本とかを図書館で借りてきたり、色々な検索エンジンを使って調べたり、学校の先生に聞いてみたりします。 うーん、タマムシの色って綺麗だよなぁ。 でわ~
Be suitably.
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6月12日(火)23:52 | トラックバック(0) | コメント(0) | 生物 | 管理
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