『亀』の甲骨日記
 
『亀』がその時々に思ったことや、思いついた小説のネタなどを気の向くままに書いていきます。
 



罰ゲームの恐ろしさ・後編



 後半です。前半を見てからでも違ってもあんまり変わりません。


死のソースデス・ソース
 知る人ぞ知る、恐怖の存在。
 これも今日の“提供者”の持ち込みです。
 何で食品のオマケに“髑髏のキーホルダー”が付いてるんでしょうか?
 敗者、というか、被害者は萌やしです。
 ローストココナッツジュースを全部飲むというペナルティがかせられましたが、「コッチのほうが良かった」という萌やしの発言により、急遽変更。
 で、少しだけ、ということで萌やしの手の平に投下。それが悲劇の始まり。
 俺がミスって結構大量に投下してしまったわけです。フィルムケースの直径分くらいですか。
 で、ほんの少しでいいといっているのに萌やしは人差し指ですくい、舐める。
「あれ?」
 無反応。そして萌やしはもう一口舐め。
「ん?」
 また無反応。
 面白みが無いので(というか実は辛くないんじゃないかと思い)残るホビットの二人が舐め、悶絶。
 顔は真っ赤になっており、やっぱり辛いことを確認。
 しかし、萌やし(やばい、本名出してた)はもう一舐め。
「……大丈夫っぽいんだけど」
 マヂですか? 反応が見たかったので少し残念。
 で、手の平に残ってはいるものの、ホビットの二人が悶絶しているため、誰も処理しないだろうと思い、俺は萌やしに「行け萌やし!」と。
 萌やしは本当に手の平を舐め、平然とした顔。コイツおかしい。





 少しして、萌やしが「ヤバ、来たかも」と。遅ぇよ。
 俺が先天性色素欠乏症アルビノといっているほどに白いその肌も、顔の部分は赤くなり、その危険性を示す言葉を連ねる。そして、口数が急激に減る。吐き気と腹痛を訴えました。更には、手についたままで目を吹いてしまい、目が痛いと言っていましたし、そのせいか、心なしか下瞼が腫れていたような気もします。
 授業が始まった後、萌やしは便所へ直行。俺に生まれる罪悪感。
 萌やしは帰ってきた後、語りました。
 便所で吐いたところ、何も吐くものは無かったのだが、吐瀉物の中には血が混じっていた、と。
 恐らく、無茶苦茶な辛さが内臓を傷つけたのでしょう。オソロシヤオソロシヤ。
 他のメンバーも興味本位で舐めたりしてましたが、ことごとく轟沈。
 結局、難攻不落です。
 俺と同じく、舐めなかった奴ですら「俺舐めてねぇのに口の中がヒリヒリするよ」と。
 気化したものの影響でしょう。壮絶です。
 俺的嫌度:測定不能

 さて、まだまだたっぷりとあったりするんですよ。
 次に“提供者”が持ってくるのは何なのか。
 皆が皆、生きることに必死になっています。
 テストは来週火曜から、違う意味で必死なウチのクラスの話でした。





Be suitably.



10月20日(金)22:29 | トラックバック(0) | コメント(3) | レビュー | 管理

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コメント

辛さは唐辛子の約1000倍だそうで

萌やし君、反応遅っwwwwww
怖いもの見たさと言っても、舐めたいとは思わないケイでした。どうもです。


 by ケイ | 10月21日(土)12:46

精神状態が不安定な最中ですが出没

デス・ソース……ですか。
私も辛いもの好きですけど、目がはれるってのは行きすぎじゃねえですか?
血を吐く辛さ……怖ええww


 by 阿修羅王 | 10月21日(土)18:00

怖いもの見たさすら超越する


>>ケイ殿
 アレは……マジ勘弁、って感じで。
 確か辛味成分が唐辛子が二千、デスは二万八千といってましたが、辛さ自体は……?
 いや、俺はマスタードすら舐められない人間なので知らないけど。

>>阿修羅師
 本気と書いてマヂと読みます。
 何だか半分タラコ唇になってましたし。
 それと、アレは『辛いもの』というよりも、劇物です。
 なんで保護者の許可証無しに買えるのかがわからないくらいです(いや、本気で


 by 『亀』 | Mail | HP | 10月22日(日)13:39


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